【和歌山・飛瀧神社】那智の滝が御神体!落差133mの絶景と御瀧拝所を写真で巡る

こんにちは!京都の設備屋です。
今回紹介するのは、和歌山県那智勝浦町にある飛瀧神社(ひろうじんじゃ)です。
訪れたのは、2024年10月14日。
この日は橋杭岩を見たあと、車で那智山へ向かいました。
飛瀧神社と聞くと、「どんな社殿がある神社なんだろう?」と思いますよね。
ところが、ここは少し違います。
目の前に流れ落ちる那智の滝そのものが御神体。
そのため、一般的な神社のように本殿が建っているのではなく、那智の滝へ向かって直接拝礼する神社なんです。熊野那智大社の別宮で、公式には那智御瀧を大己貴神が現れた御神体としてお祀りしています。
この日は晴れ。
僕が撮った写真には、鳥居の向こうに落ちる那智の滝や、延命長寿のお瀧水、神霊石、御瀧本祈願所などが写っています。
那智の滝の前では夫婦で記念撮影もしました。
今回も写真を見ながら、飛瀧神社と那智の滝を一緒に巡っていきましょう。
飛瀧神社とは?那智の滝そのものを拝む神社

飛瀧神社は、熊野那智大社の別宮です。
その大きな特徴が、先ほども触れた「滝そのものが御神体」というところ。
公式の由緒によると、神日本磐余彦命、のちの神武天皇が熊野へ上陸した際、光り輝く山を目指して進み、那智御瀧を見つけたと伝えられています。
その滝を、大己貴神が現れた御神体としてお祀りしたことが、那智山の信仰の始まりとされています。
「神社なのに、本殿がないの?」
最初はちょっと不思議に思いますよね。
でも飛瀧神社では、社殿の中に神様をお祀りするのではなく、目の前の大きな滝そのものへ手を合わせるんです。
自然そのものを神聖なものとして祀ってきた、熊野らしさを感じられる場所なんですね。
鳥居の向こうに那智の滝

最初の写真は、飛瀧神社の鳥居。
正面の扁額には「飛瀧神社」と書かれ、その上には那智の滝が見えています。
鳥居と滝が一枚の写真に収まるんですから、普通の神社とは景色がかなり違いますよね。
鳥居の奥に社殿があるのではなく、その向こうに御神体の滝がある。
飛瀧神社がどんな神社なのか、この一枚を見ると分かりやすいと思います。
ここからは、僕が撮った写真を順に見ながら進んでいきます。
那智の滝は落差133m!世界遺産にも登録

写真には、注連縄を掛けた岩と、その向こうに流れ落ちる那智の滝が写っていますよね。
その那智の滝の落差は133m、銚子口の幅は13m、滝壺の深さは10m。
一段の滝としては日本一の落差を持つ滝として知られています。
133mって数字だけ聞いても、なかなかピンときませんよね。
写真を見ると、周りの大きな木々や岩壁と比べても、滝がかなり高いところから落ちているのが分かります。
さらに那智大滝は、2004年に世界文化遺産へ登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産のひとつです。
絶景として知られる那智の滝ですが、昔から信仰の対象そのものでもあったんですね。
「光ヶ峯遥拝石」も見逃さずに

こちらの写真には、注連縄を掛けられた丸い岩と「光ヶ峯遥拝石」と書かれた案内が写っています。
飛瀧神社を巡っていると、どうしても目線は大きな那智の滝へ向きますが、足元や参道のそばを見ると、こうした石もあるんですよ。
写真に残しておくと、「あのとき、こんなものも見ていたな」とあとから気づくことがありますね。
絶景だけではなく、こういう小さな場所を見つけながら巡るのも面白いですよ。
龍の口から流れる「延命長寿のお瀧水」

続いて撮影していたのが、こちら。
案内板には大きく、「延命長寿のお瀧水」と書かれています。
水が流れ出ているのは、龍の形をした口。
那智御瀧の滝壺の水は、古くから延命長寿の水と伝えられていて、御瀧拝所舞台へ向かう途中では、この龍の口から流れるお瀧水をいただくことができます。
龍の口から御瀧の水。
写真だけでも、なかなか印象に残る場所ですよね。
飛瀧神社では、那智の滝を眺めるだけではありません。
御瀧にまつわる場所を一つひとつ見ながら、境内を巡ることができるんです。
案内板で分かる那智の滝の大きさ

こちらは「那智御瀧 飛瀧神社」と書かれた現地の案内板です。
大きく書かれているのが、
- 落差:133m
- 銚子口の幅:13m
- 滝壺の深さ:10m
という数字。
さらに世界遺産、国指定名勝、日本の滝百選、日本の名水百選なども紹介されています。
ただ「大きな滝ですよ」と聞くより、こうして数字を見ると分かりやすいですよね。

もう一枚は、飛瀧神社と那智御瀧について詳しく書かれた案内板。
ここには、那智の滝が熊野那智大社の別宮・飛瀧神社の御神体であることや、御瀧の高さ、滝壺などについて紹介されています。
案内板も写真に残しておくと、あとから内容を確認できて、旅の記録としても役立ちますよ。
杉の木に囲まれた鳥居も飛瀧神社らしい景色

こちらも飛瀧神社の鳥居と那智の滝。
鳥居の向こうから滝がまっすぐ落ちている様子がよく見えます。

こちらは大きな杉の木に囲まれた鳥居です。
左右には太い杉。
その間に白い鳥居が立ち、奥にはさらに木々が続いています。
飛瀧神社の周辺は吉野熊野国立公園の特別地域にあり、周囲の那智原始林は国の天然記念物にも指定されているんですよ。
那智の滝だけを見て帰るのではなく、その周りに広がる森にも目を向けてみると、この場所の景色がまた少し違って見えてきますね。
御瀧の前に広がる飛瀧神社の境内

こちらは境内で撮影した一枚です。
中央には火が焚かれた場所があり、その奥には鳥居と那智の滝、左側には授与所も見えています。
「神社」と聞いて思い浮かべる社殿の並ぶ境内とは、やっぱり雰囲気が違いますよね。
那智の滝を真正面から見る

こちらは那智の滝を大きく撮影した写真。
岩壁の上から、勢いよく水が流れ落ちていますね。
那智の滝は「一の瀧」とも呼ばれ、上流にある二の瀧、三の瀧と合わせて「那智大滝」と総称されます。
この日は晴れていたので、周囲の緑と白い滝の流れがはっきり見えました。
そして、この那智の滝の前では夫婦で記念撮影もしたんですよ。
ここまで来たら、やっぱり滝を背景に一枚残しておきたくなりますね。
御瀧拝所舞台へ行くと、さらに滝の近くへ

この写真は、
「御瀧拝所舞台」
「延命長寿の水」
「御瀧本祈願所」
「神霊石(みたまいし)」
と書かれた案内があります。
飛瀧神社には、那智の滝を正面からより近くで拝観できる御瀧拝所舞台が設けられていますが、
「入口から滝は見えるし、それで十分かな」
という方もいると思います。
でも、もう少し近くから御瀧を見たいなら、御瀧拝所舞台から見るのをお勧めします。
那智御瀧から見つかった「神霊石」

神霊石の周りには、たくさんの絵馬が奉納されていますね。
公式案内でも、御瀧本祈願所の正面には、那智御瀧から見つけられた神霊石が安置されていると紹介されていました。
大きな滝のすぐそばに、こうした丸い石が大切に祀られている。
飛瀧神社では、滝だけを見て終わりではなく、その周りにも信仰にまつわる場所がいくつもあるんですね。
御瀧本祈願所には那智御瀧や修験にまつわる名前が並ぶ

こちらの案内には、御瀧本祈願所と書かれています。
そこに並んでいるのは、
- 那智御瀧御祭神・大己貴神
- 修験道開祖・役小角
- 御瀧守護・不動明王
- 御瀧行者・弘法大師
- 安倍晴明
- 文覚上人
などの名前。
公式サイトでは、御瀧本祈願所について「那智御瀧や修験にまつわる神様をお祀りしている建物」と紹介されています。
那智の滝が、ただ景色の美しい観光地として見られてきただけではないことが、こうした案内からも分かります。
「熊野道」の石段も写真に残っていました

最後の写真は「熊野道」と刻まれた石標と、古い石段です。
一段一段の形がそろっている新しい階段ではなく、石の大きさや高さもさまざま。
周りには苔の付いた石垣や杉の木が続いています。
熊野の旅では、こうした石段も景色のひとつなんですよね。
大きな那智の滝を見たあとに写真を振り返ってみると、滝だけではなく、鳥居、石、水、森、石段まで、いろいろなものも、たくさん写していたことに気づきました。
飛瀧神社へのアクセス・駐車場

飛瀧神社は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1にあり、僕たちは橋杭岩から車で向かい、美山亭駐車場第二を利用しました。
那智の滝の近くには美山亭の有料駐車場があり、飛瀧神社へ向かうときにも使いやすい場所です。
車で那智山を巡る場合は、飛瀧神社だけを見るのか、熊野那智大社や青岸渡寺まで一緒に巡るのかで駐車場所も考えておくと動きやすいですよ。
飛瀧神社と一緒に巡りたい周辺観光スポット
熊野那智大社

せっかく那智山まで来たなら、一緒に巡りたいのが熊野那智大社です。
飛瀧神社は熊野那智大社の別宮。
那智の滝への信仰から始まり、その後、仁徳天皇5年(317年)に熊野の神々を現在の熊野那智大社の場所へ遷したと伝えられています。
飛瀧神社だけで終わらず熊野那智大社まで巡ると、那智山の信仰がどうつながっているのかも見えてきて面白いですよ。
那智山青岸渡寺

もう一か所は、熊野那智大社のすぐ近くにある那智山青岸渡寺。
西国三十三所観音霊場の第一番札所で、熊野那智大社や那智大滝とともに世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を構成しています。
那智山へ来たなら、飛瀧神社・熊野那智大社・青岸渡寺を一緒に巡る旅程もお勧めです。
那智勝浦周辺で泊まるなら
那智山をゆっくり巡るなら、那智勝浦周辺で一泊するのもいいですよね。
一つ目は、亀の井ホテル 那智勝浦。
2024年7月1日にリブランドオープンした宿で、那智湾を望む客室や温泉があり、熊野古道や那智の滝観光の拠点として紹介されています。
もう一つは、休暇村南紀勝浦。
熊野灘を望む場所にあり、太平洋を眺める温泉や客室を楽しめる宿です。那智の滝や熊野古道を巡る旅とも組み合わせやすいですね。
宿泊料金は日程やプランで変わるので、旅行日が決まったら最新の宿泊プランを確認してみてください。
飛瀧神社を巡って

2024年10月14日、橋杭岩のあとに車で向かった飛瀧神社。
鳥居の先にあるのは社殿ではなく、落差133mの那智の滝でした。
その滝そのものを御神体として拝むという、ほかの神社とは少し違った神社ですね。
僕が撮った写真には、鳥居越しの那智の滝をはじめ、光ヶ峯遥拝石、延命長寿のお瀧水、御瀧拝所舞台、神霊石、御瀧本祈願所、熊野道の石段まで残っていました。
那智の滝は「大きな滝を見に行く場所」でもありますが、飛瀧神社として巡ってみると、昔からこの滝そのものへ祈りを捧げてきた場所だということも分かります。
そして那智の滝の前では、夫婦で記念撮影。
このあとは、那智の滝をもう少し詳しく見ていきます。
熊野・那智勝浦方面を旅するなら、飛瀧神社も旅程に入れてみてください。
今回の情報が、あなたの旅の参考になれば嬉しいです!




