【和歌山・橋杭岩】海に並ぶ約40の奇岩!潮の満ち引きで変わる絶景を写真で紹介

こんにちは!京都の設備屋です。
今回紹介するのは、和歌山県東牟婁郡串本町にある橋杭岩(はしぐいいわ)です。
訪れたのは、2024年10月14日。
この日は車で串本町へ向かい、道の駅 くしもと橋杭岩の駐車場を利用しました。
この日の天気は、とてもきれいな晴れ。
青い空と海を背景に、大小さまざまな岩が海の中へ一直線に並んでいます。
「どうして、こんなふうに岩が並んでいるんだろう?」
写真だけ見ても気になる景色ですよね。
しかも橋杭岩は、潮の満ち引きによって見え方が変わる場所。
今回も僕が撮影した12枚の写真を見ながら、この日の橋杭岩を一緒に見ていきましょう。
橋杭岩とは?約850mにわたって岩が並ぶ串本の絶景

橋杭岩は、串本から紀伊大島の方向へ向かって、大小40余りの岩柱が約850mにわたって並ぶ景勝地です。
その並び方が、まるで橋を支える「杭」のように見えることから「橋杭岩」と呼ばれるようになりました。
吉野熊野国立公園の中にあり、国の名勝・天然記念物にも指定されているんですよ。
約850mって聞いても、数字だけでは少し分かりにくいですよね。
でも実際の写真を見ると、一つや二つの岩が立っているのではなく、海の向こうまでずらっと続いているのが分かります。
最初の写真には、橋杭岩を背景にした石碑が写っていますね。
その後ろには、青い海と岩の列が広がっています。
この日は空も海もきれいな青で、橋杭岩のごつごつした形がよく見えました。

少し広く見ると、岩の大きさも形も本当にバラバラなのに、全体では一列に並んで見えるんです。
「自然にできたって、本当?」
そんな疑問が出てきますよね。
どうして橋杭岩は一直線に並んでいる?

橋杭岩は、海の浸食によって周りの柔らかい部分が削られ、硬い岩の部分が残ったことで現在のような姿になったとされています。
つまり、誰かが岩を一本ずつ並べたわけではありません。
とはいえ、あまりにもきれいに並んでいるので、昔の人が「これは自然にできたとは思えない」と考えたとしても不思議ではないですよね。
そこで橋杭岩には、こんな伝説も残っています。
弘法大師と天邪鬼が、一晩で串本から大島まで橋を架ける競争を始めたものの、天邪鬼が鶏の鳴きまねをして夜明けだと思わせたため、弘法大師が途中で橋造りをやめてしまった――。
そのとき残った「橋の杭」が橋杭岩だと伝えられています。
自然がつくった地形に、こんな昔話が残っているなんて、橋杭岩を見ながら知るには、ちょうどいい話ですね。
潮が引くと橋杭岩の見え方が変わる

ここからの写真を見ると、海岸には大きな岩がごろごろ。
海の中に立っている橋杭岩を見る写真とは、ずいぶん印象が変わります。
橋杭岩のおもしろいところが、潮の満ち引きによって景色が変わることです。
串本町の観光パンフレットでは、干潮時には橋杭岩の中ほどにある弁天岩まで歩いて渡れると紹介されていました。

この写真では、手前に岩場が広がり、その向こうに橋杭岩が並んでいます。
太陽の方向によっては岩がシルエットのように見え、先ほどの青空を背景にした景色とはまた違った印象になりますね。

さらに近くから見ると、一つひとつの岩の大きさも分かりやすくなります。
遠くから眺めると「岩が一列に並んだ景色」ですが、近くでは大きな岩が何本も立っていることがよく分かります。

こちらも足元には岩がたくさん。
橋杭岩は見る位置や潮位によって景色の印象が変わるため、時間をずらして訪れると違った姿を見られることもあります。
和歌山県の観光案内でも、時間帯や潮の満ち引き、見る角度によって表情が変わる場所として紹介されていましたよ。
干潮の時間を狙うなら潮位もチェック

写真では、かなり広い範囲で岩場が姿を見せていますね。

こちらは太陽を正面側にした一枚。
同じ橋杭岩でも、見る方向を変えるだけで岩の輪郭がずいぶん違って見えます。
「せっかく行くなら、干潮と満潮のどっちがいい?」
これは好みで変わります。
海の中に岩柱が並ぶ景色を眺めるのも橋杭岩らしいですし、干潮時なら普段は海に隠れている岩場が姿を見せ、条件が合えば弁天岩の方向へ歩けることもあります。
橋杭岩を訪れる前に潮位を確認しておけば、「今回は海の中に並ぶ橋杭岩を見る」「干潮の岩場も見てみる」と予定を立てやすいですよ。
もちろん、自然相手なので無理は禁物です!
少しずつ角度を変えて橋杭岩を見る

少し離れて見ると、大小の岩が横一列に並んでいる様子がよく分かります。

こちらは手前に広い砂地と水面が見える一枚。
写真02のように海を中心に見る景色とは、かなり雰囲気が違います。
これが橋杭岩のおもしろいところなんですよね。
同じ日に撮った写真でも、立つ場所と潮の状態で景色が変わります。

写真11では、岩の列を少し横から見るような構図になっています。
一つひとつを見ると不規則なのに、全体では大島の方向へ続いて見える。
「橋の杭」という名前が付いたのも納得できる景色ですね。
現地の案内板も見ておきたい

最後の写真は、現地にある橋杭岩の案内板です。
橋杭岩の成り立ちなどが紹介されていて、その向こうには本物の橋杭岩。
絶景だけを眺めるのもいいですが、「なぜこんな景色になったのか」を少し知ってからもう一度見ると、岩の並び方にも目が向きますよ。
橋杭岩は朝日の景色でも知られている

僕たちが訪れたのは、青空が広がる時間帯でした。
一方で橋杭岩は、朝日の景色でも知られています。
和歌山県の公式観光サイトでも朝日の名所として紹介されていて、岩の間から朝日を見る景色を目的に訪れる人もたくさんいるんですよ。
ただし、日の出の位置は季節によって変わるので、朝日と橋杭岩を一緒に撮りたい場合は、日の出時刻や天候も確認してから向かうのがよさそうです。
昼の青い海を見るか、潮が引いた岩場を見るか、それとも朝日を狙うか。
橋杭岩は「何時に行っても全部同じではない」という変化を楽しめる場所ですよ。
道の駅 くしもと橋杭岩でソフトクリーム

橋杭岩を見たあとは、駐車場を利用した道の駅 くしもと橋杭岩にも立ち寄りました。
この道の駅は橋杭岩のすぐ前にあり、橋杭岩を眺められる展望デッキや物産販売などがあるんですよ。

そしてこの日は、夫婦でソフトクリームを食べました。
絶景を見て、写真を撮って、そのあとにソフトクリーム。こういう時間も旅には欠かせません。
道の駅では軽食や飲み物なども扱われているので、橋杭岩を巡ったあとの休憩にも使いやすい場所でした。
橋杭岩へのアクセス・駐車場

今回僕たちは車で向かい、道の駅の駐車場を利用しました。
橋杭岩は和歌山県東牟婁郡串本町鬮野川にあり、国道42号沿いなので車で立ち寄りやすい場所にあります。
電車の場合はJR串本駅から徒歩20分ほど。
橋杭岩と道の駅が近く、駐車場から絶景ポイントまで歩いてすぐですよ。
車旅の途中で立ち寄りやすいのは、ありがたいところですね。
橋杭岩と一緒に巡りたい周辺観光スポット
潮岬

せっかく串本まで来たのなら、一緒に巡りやすいのが潮岬です。
本州最南端として知られる潮岬には、太平洋を見渡せる「望楼の芝」があり、橋杭岩のように岩が連なる景色とはまた違い、広々とした海を眺められる場所です。
飛瀧神社

橋杭岩を見たあと、僕たちは次の目的地となる飛龍神社へ向かいました。
串本から熊野方面へ旅を続けるなら、そのまま次の目的地へ移動しながら巡れるのも車旅のいいところです。
橋杭岩周辺で泊まるなら
遠方から橋杭岩を訪れるなら、串本周辺で一泊して、翌朝に橋杭岩や潮岬を巡る旅程も組みやすいですよね。
メルキュール和歌山串本リゾート&スパ オールインクルーシブ
この日の宿泊先は、メルキュール和歌山串本リゾート&スパでした。
橋杭岩や潮岬など串本周辺を巡るなら、観光の流れに組み込みやすいホテルです。
実際に橋杭岩を見たあと、そのまま宿泊できたので、移動の負担も少なく旅程を組みやすく感じました。
串本周辺をゆっくり巡りたい人なら、宿泊先の候補に入れてみてもいいと思います。
大江戸温泉物語 南紀串本
串本町にある温泉宿で、海を望む客室や露天風呂が特徴。
橋杭岩や潮岬など、串本周辺をゆっくり巡りたい場合の宿泊先として考えやすい場所です。
宿泊料金は日程やプランで変わるので、旅行日が決まったら各施設の最新プランを確認してみてください。
橋杭岩を巡って

2024年10月14日、とてもきれいな晴れの日に訪れた橋杭岩。
海の中へ約850mも続く大小40余りの岩は、遠くから眺めるだけでなく、少しずつ見る角度を変えると形も並び方も違って見えました。
そして橋杭岩は、潮の満ち引きによって海岸の景色そのものが変わる場所です。
海に浮かぶような岩の列を見るのか、潮が引いた時間に岩場まで含めて眺めるのかで、訪れる時間によって写真の撮り方も変わってきます。
橋杭岩を眺めたあとは、道の駅で夫婦そろってソフトクリームを食べ、新宮方面へ向かい、神倉神社へ向かいました。
串本から熊野方面を車で巡るなら、橋杭岩は旅の途中に立ち寄りたくなる絶景スポットです。
今回の情報が、あなたの旅の参考になれば嬉しいです!




