【石川・白山比咩神社】全国三千余社の総本宮へ!写真で巡る見どころ・御朱印・駐車場

こんにちは!京都の設備屋です。
今回紹介するのは、石川県白山市にある白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)です。
参拝したのは、2024年9月23日。
この日は先に金劔宮を参拝し、そのあと車で白山比咩神社へ向かいました。
前に巡った金劔宮はこちら
白山比咩神社で覚えていることのひとつが、長い参道です。神社というと本殿や鳥居に目が向きますが、そこへ向かって歩いていく時間も神社巡りの楽しみなんですよね。
そして白山比咩神社は、全国三千余社にのぼる白山神社の総本宮。
「総本宮って、境内にはどんなものがあるんだろう?」
今回は僕が撮影した10枚の写真を見ながら、御祭神や白山信仰、白山奥宮遥拝所、御神木、荒御前神社などを一緒に見ていきましょう。
白山比咩神社とは?全国三千余社の白山神社の総本宮
白山比咩神社は、霊峰・白山を神体山と仰ぐ加賀国一ノ宮で、地元では「白山さん」と呼ばれて親しまれている神社です。
創建は崇神天皇7年、紀元前91年と伝えられ、全国三千余社にのぼる白山神社の総本宮でもあります。
紀元前91年って……。
数字を見ても、すぐには想像できない長さです!
ただ、僕たちが境内で見ている本殿が、その時代からそのまま残っているわけではありません。
現在の本殿は明和7年(1770年)、加賀藩10代藩主・前田重教の寄進によって造営されたもので、「創建は紀元前91年。でも、目の前にある本殿は江戸時代」です。
このくらい分かっていると、2000年以上前から続く白山比咩神社の歴史も、少しつかみやすくなりますね。
御祭神は白山比咩大神・伊弉諾尊・伊弉冉尊
白山比咩神社に祀られているのは、次の三柱です。
- 白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)
- 伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
- 伊弉冉尊(いざなみのみこと)
「菊理媛尊って、どんな神様?」って、名前だけではちょっと分かりにくいですよね。
『日本書紀』では、黄泉の国で向き合った伊弉諾尊と伊弉冉尊の前に現れ、二神を仲裁した神として登場します。
菊理媛の「くくり」が「括る」にもつながることから、白山比咩神社では和合の神、縁結びの神としても信仰されており、良縁成就だけでなく、夫婦円満、家内安全、開運招福なども御霊験として挙げられているんですよ。
ではここからは、実際に撮影した写真を見ながら境内を一緒に巡っていきましょう。
大きな鳥居の先へ

最初の写真に残っていたのが、この大きな鳥居です。
僕たちは金劔宮から車で白山比咩神社へ向かい、神社の駐車場を利用しました。
写真を見ると、大きな鳥居の向こうにも木々に囲まれた道が続いています。
白山比咩神社では長い参道も印象に残っていますが、社殿だけではなく、こうした道を歩きながら境内を巡るのも楽しみのひとつなのです。
鳥居の近くで見つけた「触穢の所」

鳥居の近くで撮影していたのが、こちらの**「触穢の所(しょくえのところ)」**です。
「触穢って何?」ってなりますよね。
現地の案内板には、喪やお産などの穢れに触れた人が、自らお祓いをしてから境内へ入るための清め所だと書かれていました。
手水舎で手や口を清めるのはよく見かけますが、こうして自分でお祓いをするための場所もあるんですね。
写真には「国幣中社 白山比咩神社」と刻まれた古い社号標も写っています。
参拝していると大きな鳥居や社殿へ目が向きがちですが、あとから写真を見返すと「こんなものもあったな」と気づくことが多いんです。
北参道の手水舎には木彫りの獅子

続いて撮影していたのが手水舎です。
白山比咩神社には表参道・北参道・南参道の3カ所に手水舎があり、写真に写っている北参道の手水舎には、旧鶴来地区ゆかりの木彫りの獅子があります。
写真をよく見ると、柱や屋根の下に細かな彫刻が入っているのも分かりますね。
参拝中はどうしても手水そのものに目が向きますが、あとから写真を見ると「あっ、ここにもこんなものがあった」と気づくことがあります。
こういう発見があるのも、神社巡りの面白いところなんですよ。
昭和天皇ゆかりの御神木「三本杉」

境内で撮影していた杉の前には「御神木」と書かれた案内板があり、こちらが三本杉です。
昭和58年(1983年)5月21日、石川県で開催された第30回全国植樹祭で昭和天皇が境内の杉の種をお手まきされ、そのときの苗木を御神木として植えたもの。
写真を見ると、名前の通り三本の杉が並んでいます。
「御神木」と聞くと一本の大きな古木を思い浮かべる方も多いと思いますが、白山比咩神社では、この三本杉が御神木として大切にされているんですね。
白山三山をかたどった「白山奥宮遥拝所」

境内を巡っていて、ぜひ見ておきたいのが白山奥宮遥拝所(はくさんおくのみやようはいじょ)です。
石の鳥居の奥には、注連縄と紙垂が掛けられた大きな岩が見えますが、実はこの大岩、大汝峰・御前峰・別山の「白山三山」をかたどったものなんです。
白山の山頂には白山比咩大神を祀る奥宮がありますが、この遥拝所は離れた本宮から山頂の奥宮を拝むための場所となっています。
「山頂まで登らないと奥宮へお参りできないのかな?」と思いますが、本宮の境内にはこうして遥拝できる場所があるんですね。
「霊峰白山」の案内板から白山信仰を知る

白山奥宮遥拝所の近くには、「霊峰白山」と書かれた案内板もありました。
山並みの絵には、大汝峰、御前峰、別山の名前も書かれています。
白山では養老元年(717年)、越前の僧・泰澄が初めて登拝し、翌年には山頂に奥宮を祀ったと伝わり、そこから白山信仰は全国へ広がっていきました。
全国三千余社。
数字だけ聞くと、なかなか実感が湧きませんよね。
でも、境内には白山三山をかたどった大岩があり、その近くには「霊峰白山」の案内板もある。こうして写真を見ていくと、白山比咩神社と霊峰・白山が深く結びついていることが分かってきます。
神門を抜けると、いよいよ社殿へ

こちらは神門です。
写真では少し横から撮影しているので、木造の門が左右へ長く続いている様子までよく分かりますね。
一の鳥居、二の鳥居、三の鳥居をくぐった先にあるのが、この神門です。
そして、その先には白山比咩神社の社殿。

正面に大きな注連縄が掛かっているのが、外拝殿(げはいでん)となります。
もともとは大正9年(1920年)に旧拝殿として建てられ、昭和57年(1982年)の増改築によって現在の外拝殿となりました。その後ろには直会殿、拝殿、幣殿、本殿が一直線に並んでいますが、写真だけを見ると、「この大きな建物が本殿かな?」と思いそうですよね。
御祭神を祀る本殿はさらに奥にあり、その本殿が最初に紹介した明和7年(1770年)造営の建物です。
神門のすぐそばには荒御前神社

白山比咩神社というと、大きな社殿や白山奥宮遥拝所へ目が向きますが、神門のすぐそばには荒御前神社(あらみさきじんじゃ)もあります。
祀られているのは、
- 荒御前大神
- 日吉大神
- 高日大神
- 五味島大神
の四柱。
荒御前大神は『日本書紀』の中で、神功皇后が朝鮮半島へ出兵した際に守護した神として登場すると紹介されています。
参拝していると、つい大きな社殿へ目が向きますよね。
でも写真を見返してみると、神門のすぐそばにも、こうしたお社があったことに気づくんです。
白山比咩神社で御朱印をいただきました

神社巡りをしていると、やっぱり御朱印も楽しみのひとつなんですよね。
この日、僕たちも白山比咩神社の御朱印をいただきました。
これから御朱印をいただく方は、参拝前に公式サイトで最新の案内を確認してみてください。
白山比咩神社へのアクセス・駐車場

今回は金劔宮から車で移動
僕たちは金劔宮を参拝したあと、そのまま車で白山比咩神社へ向かい、神社の駐車場を利用しました。
白山比咩神社の所在地は石川県白山市三宮町ニ105-1。
どの駐車場に停めたのかまでは覚えていませんが、金劔宮と白山比咩神社を同じ日に巡るなら、車だとそのまま移動できるので予定も組みやすいと思います。
白山比咩神社を巡って

2024年9月23日、金劔宮のあとに車で向かった白山比咩神社。
長い参道をはじめ、境内には白山三山をかたどった白山奥宮遥拝所、昭和天皇ゆかりの三本杉、神門のそばにある荒御前神社、樹齢約1000年と推定される大ケヤキなど、写真に残していた見どころがたくさんありました。
全国三千余社にのぼる白山神社の総本宮ですが、実際に境内を見ていくと、白山奥宮遥拝所や「霊峰白山」の案内板など、霊峰・白山とつながるものがあちこちにあります。
石川県で神社巡りをするなら、前に紹介した金劔宮と合わせて、白山比咩神社も旅の候補に入れてみてください。
今回の情報が、あなたの旅の参考になれば嬉しいです!


