京都にはたくさんの神社があるけれど、「厄払い」で有名な八大神社って知っていますか?
京都大学の近く、宮本武蔵と吉岡一門が伝説の決闘をした「下り松」のすぐ近くにある、静かで特別な場所です。
強力な厄払いのパワーを求めて、地元の人だけでなく、遠くからもたくさんの人が訪れます。
この記事では、八大神社の歴史やご利益、アクセス方法、そして素敵な御朱印まで、あなたの知りたいことを徹底的に解説しますので、この記事を読んだら、八大神社があなたの厄を払って、いいことをたくさん運んで来てくれるかもしれませんよ!
八大神社ってどんなところ?歴史とご利益のヒミツ

そもそも八大神社って?
京都の左京区一乗寺にある八大神社は、厄払いや武道にご利益がある、歴史ある神社です。
地元の人たちからは「八大さん」って呼ばれていて、とっても落ち着いた雰囲気が魅力。
特に有名なのは、剣豪・宮本武蔵と吉岡一門が決闘をしたと言われる「一乗寺下り松」のすぐ隣にあること!
武道をやっている人や歴史が好きな人にも人気なんです。
境内はそこまで広くないけれど、空気がとっても澄んでいて、行くだけで心が洗われるような清々しい気持ちになれますよ。
厄年で厄払いしたい人にも大人気で、学問の神様としても信仰されているので、受験生や資格試験を控えている人もよくお参りに来ています。
八大神社の歴史と祀られている神様
八大神社には、素盞嗚尊(すさのおのみこと)、櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、八王子命(はちおうじのみこと)という三つの神様が祀られています。
この神様たちは、厄払い、学問、縁結び、子孫繁栄など、いろいろなご利益をもたらしてくれると言われており、神社の始まりは室町時代だと言われていて、この地域の守り神としてずっと大切にされてきました。
八大神社がある一乗寺のあたりは、昔から京都の都を守る重要な場所で、八大神社もその役割を担っており、江戸時代には、宮本武蔵がこの地の「下り松」で決闘をしたという話から、武道の神様としても有名になりました。
一番有名なご利益「厄除け」について
八大神社で一番有名なご利益は、やっぱり「厄除け」!
厄年は、人生の転機で、体や心が不安定になりやすい時期と言われています。
八大神社は、そんな厄年を無事に乗り越えて、新しいスタートを切るための強いパワーをくれると信じられていますし、祀られている素盞嗚尊は、ヤマタノオロチを退治した神様で、災いを追い払う力があるんです。
だから、八大神社でお祈りしてもらうことで、災いから身を守り、平和な一年を過ごせると言われていますので、厄年の人はもちろん、「最近なんかツイてないな…」って感じている人も、ぜひ一度行ってみてくださいね!
宮本武蔵ゆかりの「一乗寺下り松」
八大神社のすぐ隣には、剣豪・宮本武蔵と吉岡一門が決闘した場所として知られる「一乗寺下り松」の史跡があります。
今の松は三代目だけど、その立派な姿からは歴史の重みを感じますね。
武蔵は、この場所で数十人の敵と戦って、見事勝利したと言われており、この話から、八大神社は「勝負運の神様」としても信仰されるようになりました。
受験や就職活動、スポーツの試合など、ここぞというときに、この下り松に立ち寄って、武蔵にあやかって勝利を願う人も多いんですよ。
歴史の舞台となった場所で、武蔵の気迫を肌で感じてみませんか?
八大神社を深掘り!見どころと魅力

見どころ1:本殿と境内の静けさ
八大神社の本殿は、室町時代から続く古い建築様式を今に伝えてり、派手さはないけれど、とても厳かで長い歴史を感じさせてくれます。
本殿の周りには緑豊かな木々が生い茂っていて、都会のうるさい音を忘れさせてくれるような、静かで清らかな空間が広がっています。
境内の隅には、可愛らしいお地蔵様や石灯籠がひっそりと佇んでいて、じっくり見て回ると新しい発見があるかもしれません。
特に、新緑や紅葉の季節は、境内の景色がとっても美しくなるので、写真を撮るのもおすすめなので、ゆっくり境内を歩きながら、清らかな空気を吸い込んでみてください。
見どころ2:宮本武蔵の決闘の地

八大神社のいちばんの見どころの一つが、本殿のすぐ横にある「一乗寺下り松」で、この松は、宮本武蔵と吉岡一門が決闘した場所として有名で、今もその歴史を伝えています。
今の松は三代目ですが、その威厳のある姿を見ると、当時の緊迫した雰囲気を想像できますよね。
下り松の横には武蔵の功績を称える石碑もあって、歴史好きな人にはたまらないスポットとなっています。
たくさんの人がこの場所で、武蔵の強い運にあやかって、勝負運や開運をお願いしていますので、歴史のロマンを感じながら、この特別な場所をじっくり見てみてください。
八大神社への行き方と駐車場情報

電車で行くには?
八大神社に行くなら、叡山電鉄が便利です。
一番近い駅は「一乗寺駅」で、駅から歩いて15分くらいで着きます。
一乗寺駅は、京都市内からは少し離れているけれど、風情のある景色を楽しみながら歩けるので、お散歩気分でいいですよ。
京阪電車「出町柳駅」から叡山電鉄に乗り換えることができます。
バスで行くには?
バスを使うなら、京都市営バスが便利です。
一番近いバス停は「一乗寺下り松町」で、バス停からは歩いて5分くらい。
京都駅からバスに乗るなら、5系統や31系統、北野天満宮方面からなら101系統や206系統などを利用して、「一乗寺下り松町」で降りましょう。
バス停からは平坦な道なので、ラクに歩けますよ。
車で行く場合の注意点と駐車場
車で八大神社に行く場合、駐車場が気になりますよね。
八大神社には専用の駐車場はないのですが、神社のすぐ近くにコインパーキングがいくつかあります。
駐車場の数はそこまで多くないので、土日や祝日は満車になっていることも。
その場合は、周辺のコインパーキングを探すか、公共交通機関を利用することをおすすめします。
周りの道は狭いところもあるので、運転には十分注意してくださいね。
八大神社の周りには何がある?おすすめスポット

詩仙堂

八大神社から歩いて行ける「詩仙堂」は、江戸時代の文人・石川丈山が建てた山荘で、美しい庭園が有名です。特に、ししおどしの音が響く庭は、四季折々の草花がとってもきれいで、訪れる人を魅了します。新緑や紅葉の季節は特に美しくて、静かに庭を眺めていると、心が穏やかになりますよ。
詩仙堂丈山寺:https://kyoto-shisendo.net/
曼殊院門跡

詩仙堂のさらに奥にある「曼殊院門跡」は、格式高いお寺で、国宝の書院や庭園が見事です。枯山水のお庭は、見る人の心を静かにさせてくれ、その美しさには思わず息をのんでしまいます。落ち着いた雰囲気の中で、日本の伝統文化に触れることができます。
圓光寺

「圓光寺」は、徳川家康が学問所として作ったのが始まりのお寺です。美しい庭園「十牛之庭」は、紅葉の名所として知られていて、秋にはたくさんの人が訪れます。静かな境内を歩きながら、歴史の重みを感じてみてください。
圓光寺:https://ja.kyoto.travel/tourism/single01.php?category_id=7&tourism_id=514
八大神社に行く前に知っておきたいこと

お参りの時間とどれくらいかかる?
八大神社は、特に閉まる時間はないけれど、御朱印やお祈り(ご祈祷)は、だいたい9:00〜16:30頃に行っています。
時間には余裕を持って行くのがおすすめですよ。
境内はそこまで広くないので、お参りにかかる時間は15分〜30分くらいですが、じっくり見て回りたい場合は、もう少し時間を確保しておきましょう。
お参りするときのマナーと注意点
神社にお参りするときは、鳥居の前で一礼してから境内に入るのがマナーです。
手水舎で手と口を清めてから本殿へ。
お参りの仕方は、「二拝二拍手一拝」です。
神社の中は神聖な場所なので、大声を出したり、走ったりするのはやめましょう。
写真を撮るときは、撮ってもいい場所かどうかの確認を忘れずに。
まとめ

京都・一乗寺にある八大神社は、厄払いと武道の神様として知られる、歴史ある神社です。
剣豪・宮本武蔵と吉岡一門の決闘の地である「一乗寺下り松」がすぐ隣にあって、歴史のロマンを感じられます。
一番のご利益は厄払いで、厄年を迎える人たちが心と体の平穏を願ってたくさん訪れており、武道の上達や勝負運、学業成就のご利益もあるので、人生の節目を迎える人たちにもぴったりのパワースポットです。
アクセスは、叡山電鉄の一乗寺駅から歩いて15分ほど。
京都の中心部からは少し離れているので、静かな雰囲気の中でじっくりとお参りできるのがいいところです。
素敵な御朱印も人気なので、お参りの記念にもらってみてはいかがでしょうか。
この記事の情報が、あなたの八大神社参拝の役に立つと嬉しいです。ぜひ、静かな時間を過ごして、厄を払って、たくさんの幸せを呼び込んでくださいね。

今回の情報が、あなたの旅の参考になれば嬉しいです!
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