みなさん、こんにちは!今回は、京都の東福寺駅から歩いてすぐのところにある、素敵なパワースポット「瀧尾神社」をご紹介します。
この神社、実は知る人ぞ知る穴場スポットとして、最近とっても注目されているんですよ。
特に、拝殿の天井にいる、全長8メートルもの巨大な龍の彫刻は、本当にすごい迫力!
「夜な夜な抜け出して水を飲みに行く」なんていう、ワクワクするような伝説もあるんです。
この記事では、そんな瀧尾神社の見どころや、御朱印、アクセス方法、駐車場情報まで、みなさんが知りたいことをギュッとまとめました。
これを読めば、瀧尾神社を120%楽しめて、あなたの京都旅がもっと特別な思い出になること間違いなしです!
瀧尾神社ってどんなところ?基本情報と歴史をご紹介!

瀧尾神社の基本情報
瀧尾神社は、京都の東福寺駅から歩いてすぐ、とっても便利な場所にある神社です。
参拝はいつでも自由にできますが、御朱印をいただく場合は、社務所の受付時間(だいたい9時から16時くらい)に気を付けてくださいね。
お昼休憩で閉まっていることもあるので、念のため事前に確認しておくと安心です。
周辺には東福寺や伏見稲荷大社といった有名な観光スポットがたくさんあるので、これらの場所とあわせてお参りするのもおすすめです。
境内はそんなに広くありませんが、見どころがぎゅっと詰まっているのが魅力なんです。
特に、拝殿の天井にいる大きな龍の彫刻は必見!その迫力にきっと驚くはずです。
他にも「陰陽の石」という、子授けや夫婦円満のご利益があると言われている神聖な石もあり、境内の見どころを一つひとつゆっくり見て回ると、瀧尾神社の奥深い魅力をもっと感じることができますよ。
瀧尾神社の歴史って?
瀧尾神社の歴史はとても古く、平安時代にまでさかのぼると言われています。
もともとは「武鶏ノ社(たけのしゃ)」と呼ばれていて、古い文献にも名前が残っているんですよ。
応仁の乱などの戦乱で場所を転々としましたが、豊臣秀吉が方広寺の大仏殿を建てるときに、今の場所に移されたと伝えられています。
そして江戸時代に入ると、幕府の命令で社殿が新しく建て替えられ、名前も今の「瀧尾神社」に変わりました。
この神社の歴史を語る上で欠かせないのが、あの大丸百貨店の創業者、下村彦右衛門さんです。
まだ古着の行商を始めたばかりの頃から、毎日瀧尾神社にお参りして商売繁盛を願っていたそうです。
そして事業が大成功して大丸が繁栄すると、その感謝の気持ちを込めて、今の立派な社殿を建てるために多額の寄付をしました。
このお話から、瀧尾神社は商売繁盛のご利益がある神社として、広く知られるようになったんですね。
見どころ満載!瀧尾神社の魅力をもっと知ろう

拝殿天井の巨大な龍の彫刻
瀧尾神社の一番の見どころは、何と言っても拝殿の天井にいる、全長8メートルもある大きな龍の木彫り彫刻です。
この龍は、江戸時代に九山新太郎という有名な彫刻家によって作られ、その姿は、あまりにもリアルで、今にも動き出しそうなほどの迫力があります。
まるで本当に天井から抜け出して、空へ飛び立っていくかのように見えますよ。
あまりに素晴らしい出来栄えだったので、夜になると神社を抜け出して近くの鴨川へ水を飲みに行っていた、という伝説が生まれたほどなんです。
昔は、龍が抜け出さないように金網が取り付けられていた、という面白いお話も残っています。
この龍の彫刻は、瀧尾神社のシンボルとして、訪れる人々に強い感動を与え続けています。
商売繁盛と子授けのパワースポット
瀧尾神社は、ご利益を求めてたくさんの人が訪れる、強力なパワースポットとしても有名です。
主なご利益は、商売繁盛、出世開運、仕事運向上で、これは、大丸百貨店の創業者である下村彦右衛門さんがこの神社を深く信仰し、そのおかげで事業が大成功した、というお話がもとになっています。
今でも、商売をしている方や、仕事で成功したいと願う方がたくさんお参りに来ています。
また、境内には、子授けや安産のご利益で知られている三嶋神社のお祈りをする場所があり、その隣には「陰陽の石」という特別な石が祀られています。
この石に触れると、夫婦仲が良くなったり、子宝に恵まれたりするご利益があると言われていて、お子さんを授かることを願うご夫婦に人気ですよ。
迫力満点の龍の彫刻だけでなく、こんな風に様々なご利益があるのも、瀧尾神社の素敵なところですね。
参拝前に知っておきたい!アクセスと御朱印情報

電車やバスでの行き方
瀧尾神社へのアクセスは、とっても簡単で便利です。
電車で行く場合は、JR奈良線か京阪本線の「東福寺駅」で降りて、そこから歩いてたったの3分ほどで着きます。
駅を出て北へ進むと、すぐに神社が見えてくるので、初めての方でも迷うことはほとんどないはずです。
バスで行く場合は、京都市バスの「東福寺」というバス停で降りてください。
こちらもバス停から歩いて数分で到着します。
京都駅からだと、JR奈良線でたった一駅ですし、市バスも何系統か走っているのでアクセスは抜群に良いです。
東福寺や伏見稲荷大社といった近くの観光スポットとあわせて回ることで、効率的に京都観光を楽しめますよ。
駐車場と近くの観光スポット
残念ながら、瀧尾神社には専用の駐車場はありません。
でも、神社の周りには有料のコインパーキングがいくつかあるので、車で行く場合はそちらを利用することになりますが、駐車場の料金はそれぞれ違うので、事前に調べておくと安心ですよ。
実は神社の周りには、魅力的な観光スポットがたくさんあるんです。
例えば、紅葉が美しい東福寺は、瀧尾神社から本当にすぐ近くにあり、壮大な建物や美しい庭園は、いつ行っても私たちを楽しませてくれます。

東福寺は、京都を代表する禅寺で、特に秋の紅葉は圧巻です。通天橋から眺める洗玉澗の景色は、まるで絵画のよう。また、国の名勝に指定された「東福寺本坊庭園」は、昭和を代表する作庭家・重森三玲が手掛けたもので、異なる趣の庭園を一度に楽しめます。見どころが多く、日本の美意識を存分に感じられる、おすすめの観光スポットです。
東福寺HP:https://tofukuji.jp/
また、たくさんの鳥居が連なっていることで有名な伏見稲荷大社も、瀧尾神社から歩いて行ける距離にあります。

伏見稲荷大社は、全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮。一番の見どころは、何といっても山全体を覆うように続く、朱色の「千本鳥居」です。鳥居が織りなす幻想的な空間は、まるで異世界への入り口のよう。稲荷山を登りながら、美しい景色と神秘的な雰囲気を満喫できます。商売繁盛や五穀豊穣のご利益でも知られ、海外からの観光客にも大人気のスポットです。
伏見稲荷大社:https://inari.jp/
これらの人気スポットと、瀧尾神社を一緒に回ることで、充実した一日を過ごすことができますので、落ち着いた雰囲気の中でゆっくりお参りしたい方には特におすすめの穴場スポットです。
これはほしい!瀧尾神社の御朱印とお守り

瀧尾神社の御朱印
瀧尾神社では、素敵な御朱印をいただくことができます。
御朱印は、お参りした証として、神様とのご縁を記念する大切なものですよね。
御朱印を希望される方は、社務所で声をかけてみてください。
ただ、御朱印をいただけるのは社務所が開いている時間(だいたい9時〜16時)だけなので、時間に余裕を持って参拝してください。
もし混んでいるときは、写真の様なあらかじめ書かれた紙の御朱印になることもあります。
縁起の良い授与品(お守り)
瀧尾神社には、ご利益にあやかった様々なお守りや縁起物があります。
特に人気なのは、商売繁盛や仕事運アップのご利益があるお守りです。大丸の創業者も信仰していたという由緒あるご利益なので、仕事で成功したいと願う人たちから大人気なんです。
また、龍の彫刻にちなんだお守りや絵馬も人気があります。力強く描かれた龍の絵馬に願い事を書けば、ご利益をさらに強く感じられるかもしれませんね。
他にも、季節限定のお守りや、辰年にちなんだ特別なものがあることもあります。これらのお守りは、自分へのお土産としてはもちろん、仕事仲間や家族へのお土産としてもきっと喜ばれますので、瀧尾神社に行ったら、ぜひ社務所をのぞいてみてくださいね。
まとめ

今回は、京都の東福寺エリアにある瀧尾神社の魅力をご紹介しました。
この神社の一番の特徴は、なんといっても迫力満点の拝殿天井の龍の彫刻です。
写真で見るのと実際に目で見るのとでは、スケール感や精巧さが全然違うので、ぜひご自分の目で確かめてみてくださいね!
また、この神社はただの観光スポットではなく、商売繁盛や仕事運アップのご利益で知られる、とても由緒あるパワースポットでもあります。
大丸の創業者も信仰していたという歴史があるので、現代のビジネスパーソンの方にとっても、大きな魅力になるはずです。
電車やバスでのアクセスもすごく便利なので、京都観光の計画に組み込みやすいですよ。
紅葉で有名な東福寺や、千本鳥居の伏見稲荷大社など、近くにはたくさんの名所があります。
観光客で賑わう有名スポットとは一味違う、静かで神聖な雰囲気が漂う瀧尾神社で、心穏やかな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

今回の情報が、あなたの旅の参考になれば嬉しいです!
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